Sound Monologue

arz - ART THEATER - リフレインを軸とした広い意味で電子音楽を作っています。Electro - Techno - Soundscape - Cinematic - Ambient - 環境音楽

Imaginando - VS - Visual Synthesizer (2) JUMP UP - ART THEATER

Imaginando - VS - Visual Synthesizer で作成動画です。


制作環境:Macmini Late2020(Apple M1/RAM16GB/MacOS Ventura)

     DAW:LogicPro 10.8.1 

     動画編集ソフト:Hitfilm express Ver 2021.3(現在新規入手は無理)

以下の手順で作成しています。

  1. DAWで2MIXをWAVで書き出し。
  2. VSをスタンドアローンで立ち上げ上記WAVを読み込む。
  3. マテリアルを選択し、Audioトリガーの設定と反応させたいパラメーターの設定など。
  4. 1レイヤーだけMIDIトリガーをON。
  5. AudioトリガーとMIDI鍵盤を叩いて反応させる部分と併用状態をVSだけで録画。
  6. 出来上がった動画の音声を削除。
  7. 頭のタイトル画像作成し、HitfilmにVS動画、wav、タイトル画像を読み込む。
  8. 動画編ソフト上で音楽とVS動画の位置を合わせてタイトルのFXとフェードなど設定。
  9. 曲の展開に合わせてVS動画にFXを当て込んで単調にならないように。

以上

動画編集ソフトのFXで展開を作るタイプの方法ですが、
かけるFXを曲の展開にあわせて工夫しないと直ぐワンパターンになってしまいますね。

対策としてはVS動画のマテリアルの設定の追い込み、VS内背景動画の選択眼と、MIDIトリガー併用で如何にバリエーションを増やすか。場合によっては複数パターンのビジュアライザー動画を用意して動画編集ソフトでアレンジするなども。工数増えますが何れにせよ曲の展開に合わせて何がしか仕込みは必要ですな。

自分の中で今回の動画は今まで出来なかった部分が実現出来たので今時点では大満足。

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使っている動画編集ソフトは導入当時ソフト単体は無料で、FXのPluginだけ必要なものを有償で追加するという料金体系。追加でAudioSpectrumと3DParticleのFXを購入。

そして2021年に料金体系が変わり旧Verで購入済みPluginが最新版では改めてサブスク契約しないと使えないシステムに。公式からは旧版そのまま使えますよとアナウンスあったのですが何時使えなくなるか分からんので常に乗換先は物色中状態ではある。

そこでVS導入のおかげで AudioSpectrum FX が必須でなくなった感もあり、とりあえずは最新版の無料版Hitfilmが使える間が検討期間の猶予あるかなと思うとまたズルズルと(苦笑)

Fimora がVer13でスペクトラム表示に対応したので一瞬悩んだけど、編集機能がHitfilmと方向性が異なり、かなりカジュアルでテンプレート化された物が中心なので、自分が使いたい編集機能からするとちょっと設定できるパラメーターや範囲が足りないというところでずっとペンディング。最近思うのは長い目で見たら結局FinalCutProにした方がとか…(

ちなみに今回の編集範囲だど最新現行の「Hitfilm」の無料版の機能範囲で可能だけれども、やはり何れ旧Verが動かくなくなるだろうなという事が常に頭にちらついているのでHitfilmからの卒業は常に懸案事項(煩悩)

参考:

HitfilmのHP

https://fxhome.com/product/hitfilm